飯田市また全国的に在宅介護は今後、更に増えていくことが予測される
2017.09.15 | CATEGORY:スタッフブログ
今後、在宅での介護が増えていくことが予測されます。
しかし、現在、在宅医療に取り組んでいる病院や診療所などは、約20~30%と言われています。
特別養護老人ホームの入居待機者は、今でも全国で50万人以上といるとも言われ、
介護入居施設の建設は追いついていません。在宅医療に取り組んでいる医療機関も特別養護老人ホームの数も足りてないのが現状です。
全国で一番、申し込み者が多い特別養護老人ホームは、 1,000人を超えているんです。
施設に入居待ちでありながら、生活の支援をおこなう「介護」では無く、維持・改善を図る為の「在宅医療」が足りていないということが紐解けると思います。
「QOL=人生に対する充実感や本人の満足度を指す」
という考えからみると、リハビリで立ち上がれるようになっても、歩けなくては意味が無いと本人が嘆いていれば、QOLは低下したことになる。
寝たきりの方が倦怠感に悩まされ唯一の楽しみはリハビリという人は「明日も待っています」と笑顔で私たちを送り出してくれます。
「予後や年齢、病状に関係なく、ほぼ目標は同じ」。
医師の中でも「患者を笑顔にするのも立派なリハビリ」だという先生もいらっしゃいます。
思いを感じ、受け取り、望んでいることをする。
互いの思いと思いが一つになったとき、自然に笑みがこぼれるのでしょうね。
人間て、小さな事でも出来るようになると嬉しい。いたってシンプルな生き物ですね。
その小さな事を増やしていけば、やる気のリミッターが限界を突破して、自分自身を構成している部品がよりエネルギーを含んで、パワーアップしていく気がします。
心のインナーマッスルですかね。
今後の超高齢化社会に備えて、心も体も鍛えたいと思います。
55才になり白髪が増えても、考え事が増えても『出来る自分』も増えているんだ!という気持ちを常に持ちたいですね。